辛い花粉症の症状をツボで和らげる方法もあります。
手の平や足の裏といった場所には末梢神経が集中していて体のほかの器官とつながっていますが、そのつながっている部分をケアすることで不調を改善できることがあります。
鼻水や鼻づまり、目のかゆみ等の花粉症の症状を和らげるのが合谷というツボです。
合谷は首から上の症状全般に効くとされており、親指と人さし指の骨の分かれ目の人さし指側にあります。
V字になっている部分ですので、比較的覚えやすいツボです。
この部分を定期的に刺激すると、辛い症状も緩和されるでしょう。
目の充血やかゆみを改善するツボの多くは、目の周りに存在します。
魚腰は眉の中央にあり、下から押し上げるように刺激を加えます。
眉尻と目尻の中間にあるこめかみの窪んだ部分の太陽は側頭筋や外眼筋に刺激を与えることになりますが、同じように目の充血やかゆみに効果的です。
目頭と鼻の付け根の骨の間にある清明は、人差し指と親指の腹でつまむようにします。
鼻詰まりを改善するツボとして、犬歯の根本に位置する迎香を覚えておきましょう。
これは左右の小鼻の窪みにありますが、少し強めに押すと鼻の通りが良くなって鼻づまりの改善に役立ちます。